此の友酒造株式会社

創業一族である木村家のルーツは武田信玄の家臣、飯尾右京之進直利の次男で、現在の加古川市木村村に移り住み、性を木村に改めました。その後、現在の但馬の地に移住。1690年(元禄3年)に「加古屋」として酒店を始めたのが始まりです。

INFORMATION
酒蔵情報

LANDSCAPE
風土の特徴

原料へのこだわり

お米は厳選された、安心・安全の酒米、山田錦・五百万石を使用。丁寧に洗米し、甑(こしき)で蒸します。 また、洗米から仕込みまで、すべて但馬と丹波の境にそびえる粟鹿山から流れ出る地下水を使用しています。

受け継がれ、磨き抜かれた技

酒造りは精米から始まり、洗米・蒸米から麹造り、仕込み、そして搾りと気を抜くことが許されない仕事が続きます。厳しい冬の寒さに培われた但馬杜氏の精神力と技術の高さは古くからの酒どころである"灘"、"伏見"でも知られるところ。美酒を醸す伝統の技は脈々と受け継がれています。

まるで幼子を育てるかのように

寒さ厳しい冬の夜、夜中に何度も目を覚まして、室温三十四度の蒸し暑い麹室に足を運び、温度管理を行う杜氏。微妙な温度変化によって大きく変化するお酒の味や香り。飲んだ人に愛されるお酒を造るために杜氏や蔵人は、幼子を育てるかのように細やかな気配りが求められます。そこに思いを馳せながら口にする美酒はまさに格別です。

STORY
歴史とこだわり

小さな酒蔵だからこそできる挑戦と丁寧な酒造り

創業以来、手造り一筋で醸し続けて三百余年。厳選したお米と天然水を但馬杜氏伝統の技で丁寧に醸します。小さな酒蔵だからこそできる、様々なニーズにあった酒造りや細やかな気配り。全国新酒鑑評会では平成26年から令和5年の9年連続金賞受賞し、その他多くの賞を受賞するなど経験に裏付けされた技術は各コンテストでも証明されています。