八鹿酒造有限会社

八鹿酒造は、安政5年(1858年)に創業とされる酒蔵ですが時代の移り変わりの中で、先代社長が醸造部門を休止。現在は蔵元含め5軒の契約農家が作った秀明自然農法産の山田錦を提携先にて委託醸造ののち弊社にて濾過・瓶詰めをし、販売しております。

INFORMATION
酒蔵情報

LANDSCAPE
風土の特徴

秀明自然農法について

秀明自然農法は岡田茂吉師(1882~1955)が提唱した自然栽培法で、自然堆肥以外の些かの不純物も混ぜることなく、土を清浄化し、土自体の力を発揮させる農法です。自家採取した種を撒き、肥料・農薬を使用せず、自然本来の微生物の働きで豊かになった土から栄養を蓄え、美味しく自然のエネルギーに満ちた山田錦を100%使用しています。仕上がったお米は固く、発酵しにくいですが、味が濃くしっかりとしたお米で旨みののったこだわりの純米酒となります。

醸造復活への夢

醸造を休止した蔵には、当時使用されていた機械や道具が眠っており、もう使用する機会も無いかもしれません。ですが、もし念願叶い八鹿酒造にて酒造りを復活させることができれば、安心・安全な秀明自然農法の圃場と担い手が増え、この美しい里山の田園風景を皆で守っていくことが出来ます。未来の子どもたちのために、清らかな種子と土壌を残したい!!との思いで一丸となり頑張っております。