
「純米酒と吟醸酒って何が違うの?」
そんな疑問を抱く日本酒ビギナーの方へ。
この記事では、日本酒の代表的な種類とその違いを、初心者にもわかりやすく解説します。
読めばきっと、お店やECサイトで日本酒を選ぶのが楽しくなるはず。
自分の好みにぴったり合った一本を見つけるヒントが、きっと得られます。
目次
そもそも、日本酒にはどんな種類があるの?
ラベルや紹介文で、こんな言葉を見かけたことはありませんか?
・ 純米酒純米吟醸酒
・ 純米大吟醸酒
・ 本醸造酒
・ 吟醸酒
・ 大吟醸酒…
見た目は似ていても、違いがわかりにくいこれらの種類。
実は日本酒は、つくり方の違いによって分類されているんです。
特に大事なのは、次の3つの視点!
・ 原料の違い(=「お米だけ」か、それ以外か)
・ お米をどれくらい削っているか(=「精米歩合」)
・ 醸造の手法にこだわり(=「吟醸」か、そうでないか)
この3つを押さえるだけで、日本酒の種類がぐっと分かりやすくなります。
それでは、順に見ていきましょう。
①日本酒の分け方はまず「お米だけのお酒で作られているかどうか?」
■ 純米酒(お米のみ)
お米・米こうじ・水だけを使って造られた日本酒です。
素材そのものの旨みが活きるのが特徴で、無添加・自然志向というイメージがあります。
■ お米以外のお酒が少量加えて作られた日本酒
香りを引き立てたり、味を軽やかにしたり、酒質を安定させる目的で「醸造アルコール※」を少量加えて造られるお酒です。
※「醸造アルコール」とは、サトウキビやトウモロコシなどからつくられた純粋なエタノールのこと
②もうひとつの鍵、「精米歩合」とは?
なぜ削るの?
お米の外側(ぬか層)には、タンパク質や脂質などが多く含まれています。
これらは発酵の過程で雑味やクセの原因になることがあるため、
よりクリアで繊細な味わいを目指す場合は、外側を削って内側(心白)だけを使うのが望ましいとされています。
精米歩合とは?
元のお米から、どれだけ削ったかを示す数字のことです。
・ 「精米歩合70%」=外側を30%削り、内側70%を使用
・ 「精米歩合50%」=半分を削って中心部だけを使用
つまり、数が小さいほど贅沢!
- 雑味が減り、香り高く洗練された味わいになりやすい一方で、コストがかかるため高級酒とされます
③「吟醸」ってどういう意味?
「吟醸(ぎんじょう)」とは、「吟味(ぎんみ)して醸(かも)す」=丁寧に選び抜いた原料・製法で造る、という意味の言葉です。
・ 精米歩合を60%以下
・ 低温でじっくり発酵させる「吟醸造り」
この二つを満たす場合に「吟醸」という文字が付きます。
📌 日本酒の分類マップ(原料 × 精米歩合)
精米歩合 ▼ | 純米系(お米だけで造る) | 醸造系(お米以外のお酒を加える) |
50%以下 | 純米大吟醸酒 | 大吟醸酒 |
60%以下 | 純米吟醸酒 | 吟醸酒 |
70%以下 | 純米酒 | 本醸造酒 |
初心者におすすめの日本酒は?
「最初の一本、何を選べばいいの?」という方には…
・ フルーティーな香りが好き → 純米吟醸酒・吟醸酒
・ お米らしいコクや旨みが好き → 純米酒
・ すっきり軽めに楽しみたい → 本醸造酒
中でも、香りと旨みのバランスが良い純米吟醸酒は、初心者にも飲みやすくて人気のタイプです。
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種類の違いがわかると、日本酒はもっと楽しくなる
「純米」「吟醸」「本醸造」──はじめは難しく見えた名前も、
作り方の違いや精米歩合の意味を知るだけで、日本酒選びはぐっと面白くなります。
香りで選ぶのもよし、旨みで選ぶのもよし。
自分の「好き」に出会えることが、日本酒の一番の楽しみです。
次回は、「甘口・辛口」の見分け方について解説します。お楽しみに!
まとめ:あなたの好みを見つけて日本酒ライフを楽しもう!
・「純米」と付くものは、お米だけで造られた日本酒
・ 「吟醸」と付くものは、こだわり製法。
精米歩合が小さく、香り高く洗練された味わい
・「大吟醸」はさらに磨きをかけたプレミアムな存在
日本酒は奥深い世界ですが、こうした基本を知ることで、
自分の好みに合った日本酒を選ぶ楽しみが何倍にも広がります。
気になる銘柄があれば、ぜひ実際に飲んでみてください。
香り・味わい・余韻、それぞれの個性が、あなたの日本酒ライフを豊かにしてくれるはずです。
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